エコランドキムラ

RECYCLING

エコランドキムラとは

産業廃棄物の中間処理としての扱い品目は県内最多、
施設規模も県内屈指!

〈施設の特長〉
「循環型社会形成推進基本法」の施工の伴い、リサイクル主体の当中間処理施設は、各種破砕・及び徹底した選別工程により減量化、再資源化へと、リサイクル率の向上へ可能な限り取り組んでおります。また、処理困難物質等については、ダイオキシン対策焼却施設において減量化とトータル的な処理が可能です。

※エコランドとは「環境に配慮した施設」から命名しました。

施設概要

施設名 エコランド・キムラ
所在地 宮城県東松島市大塩字五台23-2
認証 ISO9001/ISO14001 認証取得
敷地総面積 39.200㎡
中間処理施設能力 279,600t/年間 (932t/日・年間300日稼働)

環境部資格認定一覧

産業廃棄物焼却施設技術管理士 2名
産業廃棄物中間処理施設技術管理士 1名
破砕・リサイクル施設技術管理士 3名
特別管理収集・運搬課程修了者 1名
処分課程講習修了者 2名

取り扱う産業廃棄物の種類と処理方法

破砕処理 廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず(石膏ボード、水銀使用製品含む)、がれき類、金属くず
焼却処理 廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ
圧縮固化 廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず
造粒固化 汚泥、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず
溶融固化 廃プラスチック類
圧縮梱包 廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、金属くず

施設の機械設備一覧

フォークリフト 2.5t
3.0t
1台
1台
バックホー 0.7㎥
0.25㎥
3台
3台
ホイールローダー 5台
廃プラ・段ボール類梱包 10t級
10t級
1台
1台

当社は優良産廃処理業者認定制度で優良認定を受けています。

詳細はこちら(外部サイト)

各リサイクル設備紹介

木材系廃材チッププラント

焼却による減量化から再資源化へ。
建設廃材等をチップ化することによりマテリアル・サーマルリサイクルへと資源の有効利用。

質の高いリサイクルと確かな廃棄物処理システムを実現。

本プラントは、搬入された建設廃材をリサイクルできるものと焼却するものに分別し、リサイクルできるものは破砕プラントへ送り、日量64tの処理能力を持つSP-200C型シュレッダーに投入されチップ化されます。

[処理能力 64t/日]

SP200C型シュレッダ
処理能力8t/hのシュレッダー。
防音・防塵室に納められたシュレダー。

ベルト磁選機
チップ中の鉄片を除去。

VR1736型ロータリースクリーン
チップを適正サイズとオーバーサイズに選別。

ドラム磁選機
ベルト磁選機で取り除けなかった鉄片を除去。

金属探知機
チップ中の鉄・非鉄を感知し切換ダンパーにて除去。

集塵装置
破砕時に生じる微紛じんを除去。

集塵装置
チップストックヤード。

再生砕石プラント(がれき類処理)

ユーザーが求める高品質な再生骨材に対応。

建設リサイクル法に基づき、工事現場・解体等で発生したコンクリート・アスファルトガラは100%良質なRC40~0に生まれ変わります。当社ではガラを専用重機(小割・マグネット)により前処理を行い、次に重機によりプラントへ投入し、一次破砕・磁選・二次破砕・磁選・三次破砕・磁選と工程を経て各再生砕石製品となります。

[ 処理能力 800t/日 ]

山砂・再生砕石製品RC-40Kを販売しております。

山砂・再生砕石販売

石膏ボード処理プラント

時代が求める「石膏ボード・紙分離処理システム」を実現しました。

一般的に石膏ボード処理の現状は埋め立て主体ですが、「埋めない・燃やさない」と言う企業理念に従って、「石膏ボード・紙分離システム」を実現しました。

[ 処理能力 16t/日 ]

【4つの特長】
1. 投入から破砕分離・異物選別・排出・集塵まで一体化。
2. コンピュータ自動制御パネルで簡単操作。
3. フレコンパック直入集塵機で粉塵飛散がありません。
4. お客様のニーズに合わせ、フレコン・50㎥サイロに貯蔵が可能。

混合廃棄物選別ライン

高精度な選別システムで再資源化率を高め、最終処分量を低減します

粗選別を経た廃棄物を、さらに選別するために、傾斜し振動及び風力により細粒物・軽量物・重量物に分けられ、廃棄物を効率よくかつ高精度に選別します。さらにベルトコンベアによる細かな選別作業を行った後に再度、風力選別機により、軽量物と重量物へと精選別されます。一連の工程により、再資源化率の向上、最終処分量を低減します。

光学式選別機
コンベヤで運ばれる廃棄物に反射した光を解析しエアにより分別します。
廃棄物へあてた光の反射光から周波数スペクトルを読み取ることで、色や物質の異なる素材の特性を解析できます。(スペクトルは解析装置に記憶されており瞬時に解析されます。)
光学式選別機によって高精度な分別が可能になります。

混合廃棄物選別ラインの流れ

 

RPF製造設備(廃プラ・木くず・紙・繊維 破砕圧縮固化処理)

廃棄される廃プラスチック、木くず、古紙等が石炭や重油など化石燃料の代替燃料としてバイオマスボイラー等で活用され、化石燃料に比べ、有害物質の排出が少なく資源保護やCO2削減に貢献します。比重が小さく、処理困難なフィルム、シート、ロール状の原料を効率的に処理し、燃料として適した性状の固形燃料RPFを製造します。

RPF製造設備(廃プラ・木くず・紙・繊維 破砕圧縮固化処理)ラインの流れ

RPFに含まれる塩素量、原料となる廃プラスチック等の塩素量を測り、環境に配慮した高品質のRPF燃料を製造しています。

産業廃棄物焼却処理プラント

リサイクル率の向上が産業廃棄物処理の使命、しかしリサイクル不可能な廃棄物の存在も現実。最新鋭の焼却炉で、連続処理しダイオキシン類対策特別措置法に完全対応して、高い安全性と効率性を達成しました。

本炉は外気処断型投入装置にて、外気との遮断を可能にし、焼却温度を800℃以上に保ち排ガス急冷却装置にて200℃に急冷しダイオキシン類の生成を抑制、さらにバグフィルターにて物理的に除去します。また、中和剤と組み合わせることにより、排ガス中の有害物質も中和除去します。
無害化・無臭化で環境保全に万全を期した焼却施設です。

混合廃棄物処理施設(土砂系混合廃棄物の分別)

砂混じりの混合廃棄物は、大きながれき類などの廃棄物であれば分別できますが、比較的小さい廃棄物の選別が困難です。土砂の中に含まれる10~40mm程度の廃棄物を分別できずに砂系のがれき類と他の廃棄物が混入されたままの状態で管理型処分場で埋立されています。

最終処分場は限りのある施設であり、最終処分量を減らし、リサイクル可能な物はリサイクルし再資源化へ繋げることが重要です。また、完全にリサイクルが出来なくても、土砂混じりの混合物の中から可燃物に分けることが出来れば、自社の焼却施設で焼却し減容した後に埋めることも可能となります。

効率よく選別することで、最終処分場へ搬出する量が減り、廃棄物の再資源化へと繋がります。

見学をご希望の方へ

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見学申込書にご記入のうえFAXにてお申込みください。

お問い合わせ

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見学する際のご注意事項

・場内でのビデオ、写真撮影はご遠慮ください。
・当社の都合により、見学をお断りする場合もございますのでご了承のほどお願い致します。
・お客様の過失による事故やケガなどの責任は一切負いかねます。
・団体で見学をご希望になる際は、ヘルメットのご用意をお願い致します。
・ご見学時は、動きやすい服装、靴でお越しください。(ハイヒール、サンダルなどの直用はご遠慮ください)